現存する見学店で異世界を味わい思わずkamiに救いを求めた話

※これは2019年7月4日に行われた体験談です、現在の状態とは相違がある場合があります。

7月4日、池袋。自分は例によって東京に旅行に来ており、丁度旅行が終わりを迎える所だった。今回の用件はあくまで東京に住む友人と遊ぶ為であり風俗店に寄る予定もお金もなく、友人と別れて格安のネカフェで静かに夜行バスが到着する時間まで待っていたのだった。
とはいえ身近に風俗店があると思うとソワソワしてしまうのが男。そんな訳で、風俗情報サイトを漁り格安で、時間がかからず、しかしリスクの少ない風俗店はないかと調べてみる。
ピンサロは怖い。しかし他の業務体系となると一気に金額が跳ね上がるし何より時間がかかる。ワガママ放題ながらにどんどん調べていくと、ある業務体系が見つかった。
JKリフレ?
JKリフレとは一昔前に流行ったJKビジネスの1つだ。お金を払って密室でJKとお喋りしたり、JKに素人丸出しマッサージをしてもらう事で精神的に癒される〜〜といったお店だ。近年では法整備がされており、JKビジネスでありながらJKは1人も居ない
。(実際どうかは知らないがクリーンなところは居ないだろう、多分)のでただ制服を着た女の子と触れ合えるお店になっているが、それでもまだちゃんとお店として営業されている。お店に寄っては追加料金を女の子に払い、更にあんな事やこんな事を……

いやいや違う違う!追加料金を払うぐらい高い風俗店に行きたいんじゃない!それなら普通にヘルスにでも行くのが一番だ!
思い直してJKリフレのサイトを閉じようとすると、今度は姉妹店のリンクに目が止まった。それが今回の主題となる、JK見学店だ。
後に知ったが、最近の映画である「万引き家族」で松岡茉優演じる亜紀がJK見学店で働いてたらしい。こんなにアングラなお店が映画という大衆的な所で演技とはいえ知られるなんて凄い時代だなと思ってしまった。なんならこの映画きっかけで知った人も多いかもしれない。
JK見学店とはさっきのJKリフレ同様、JKビジネスの1つである。JKリフレは密室で女の子とイチャイチャして癒されるという触れ合いをメインとしたサービスだ。それに対して、見学店では女の子には一切触れられないばかりか、会話をすることすら許されていない。マジックミラー越しの女の子が淫猥なポージングをとり、パフォーマンスをするのをこちらが眺める。というサービスで、一種の興行として扱われるらしい。
オプションはいくつかあれど、基本的に追加料金はなく、触れ合いが無いためか他のそういったサービスと比べると明らかに金額が安い。見学店はJKビジネスに対する法整備と同時に一気に店数が減り、現在では手で数えられるぐらいまで減ってしまったが確かに一時代を築いた興行だったのである。
ただ今客足が減っているのは……まぁ見学店がやっていることは身も蓋もない事を言うと目の前におかずが来るからシコれ!というものなので、これでお金取られたら割に合わないよ!家でアダルトサイト使ってシコるわ!という思いが現代人にあるんだろうが。
しかし調べている自分としてはこれ以上都合の良いお店もなかなか無かった。丁度近くにあるということで、早速ネカフェを飛び出し小雨の中JK見学店に向かうのだった。

本題だ。
池袋の端っこにある一本道。その真ん中辺りのビルの上の方に目的のお店はあった。
端っこの癖に妙に夜でも人が通るな……と思ったが、普通によく目にする飲食店が並んでる道なんだから当然っちゃ当然と腹を括り、堂々とエレベーターに乗り込む。お願いだから別の階で降りたと勘違いしてください通行人さん。
目的の階に辿り着くと、酷く殺風景な場所と奥に2つの扉。そして目の前には派手な見学店の案内看板。うーんアンバランス!
看板を眺めていると奥の扉が水音と共に開く。
なんだ?と思ってみるとそこには制服姿の女の子が。

なんでや!

JK見学店なんだから制服の女の子がこの階にいるのは当たり前だけどまだ店に入ってないのに女の子と出くわすのはおかしいだろ!なんで出てきてるんだよ!
思わずギョっとする自分に女の子は、「あっ、ごめんなさい〜どうぞ〜」と言って出てきた扉と逆の扉に自分を案内してくる。
どうやら女の子が出てきた場所は店ではなくトイレで、こっちがお店のようだ。立地に欠陥を感じる。見学店なのに会話しちゃったよ。
女の子が先を譲ってくれているのでいつまでも立ち尽くしていないで入店する。愛想の悪そうな(風俗店的には普通の態度ぐらいな)男の店員に受付をしてもらう。いくつかコースがあったが一番短いコースの40分を選ぶ。雨の日割というペルソナみたいな割引をしてもらい、なんと4000円で入れることになった。勿論ソープみたいに中で追加料金を払うなどもなく、ヘルスなどと比べても非常にリーズナブルだ。そして荷物をロッカーに預けると、店員に金属探知機で自分の身体を検査される。見学店は男性が1人になれる瞬間が存在するので他の風俗店よりも盗撮の危険性が高い。その為、奥に案内する前に入念な持ち物検査を行いそういった悪事を未然に防ぐのだ。
当然そんなやましいことは考えていないので無事チェックをクリアする。店員から指名用紙を受け取り、これでようやく中に入れるわけだ。
奥の通路にはズラっと部屋が並んでいる。いや、部屋というよりは最早洋服店の試着室だ。入口カーテンだし。カーテンを開き中に入ると、半畳ぐらいのスペースの奥で、教室のように形作られた大きなスペースがあり、その中で4人の女の子がこちらに足を向けて壁を背にして座りながら、こちらの存在には気づかずスマホでゲームをしていた。(音はなってるので気づかない演技だが。)
スカート姿で膝を曲げて座っているせいで全員下着が丸見えだ。入ってそうそうそこに釘付けになるが、気合いでそこから目を離すと、女の子達の頭上に黒板があり、そこに数字が書かれていた。この数字は女の子が首から下げているプレートの数字と連動しており、この中から一人を選んで指名用紙に数字を記入し、これを受付に持っていく事で遂に指名となる。ちなみにパフォーマンスの時間は15分程度で、40分の中にはこの品定めの時間も含まれるのだ。実際に女の子を見てから判断するので、選び方は飛田新地に似ていると言えるだろう。異世界の奴隷商のイメージに若干近い気がします。近いもクソもないけど。
誰を選ぶか迷ったが、折角なので先程入口で出会った女の子を指名することに決める。上記の手段で指名を行い、部屋に戻ると受付から女の子に「○○番にご指名でーす」と声がかかり女の子がこちらに向かってくる。自己紹介をしてもらい、女の子が周りにあるカーテンを閉める。女の子側も仕切りが作られる事で実質的に2人きりとなった。まぁ下までカバーしきれてないから普通に他の奥の女の子の下着が見える訳だが。
そして女の子の手持ちのタイマーがスタートされる。要望があったらこちら側にあるホワイトボードに記入してくれと言われたが、要望どころか右も左も分からないので書かなかった。そもそもホワイトボードで普通に会話できるのはマジックミラーとしてどうなんだ?これもしかしてただのアクリル板で、俺の姿はうっすらとかじゃなくて丸見えなのでは?と思ったが女の子が制服をはだけていくとそんな野暮な思考が一気に消滅していく。今はこの目の前の光景を焼き付けようと思い集中する。
女の子は少し厚化粧だったがそれを差し引いても可愛く、パステルグリーンの下着が眩しかった。まずは上だ。ブラの上から胸を揉んだり、乳首スレスレまでズラす。このギリギリ感が堪らない。
そう、ギリギリなのだ。見学店ではアクシデント出いない限り局部は見られない。上は乳首スレスレ、下はスジや具が見えるスレスレまでを見せてくれ、そのギリギリ感を味わうのだ。中高生の猿達はこんなのあんまりだ!ちゃんとモロで見せろよ!!!って憤慨するかもしれないが、大人になって一周まわってギリギリなグラビアはAVより興奮するという真理に至った俺からすればこのギリギリ感は最高といえる。胸でのパフォーマンスの次はお待ちかねの下半身だ。ゆっくりとスカートを持ち上げ、先程奥で見えていたショーツと真近でご対面する。これは他の風俗では中々味わえない。大抵は一緒に着替えるのでマジマジと履いてる下着を見るなんてことはレアケースなのだ。そしてこのタイミングで自分も己のギンギンのモノを解放する。女の子はギリギリでもこっちはモロだしでOKなのだ。
片手でスカートを持ち、もう片方の手でショーツの前をどんどんくい込ませる。ギリギリまでどんどんくい込ませ、パイパンの局部の毛穴までくっきり見え、非常に見てはいけないもの見てる気がしてエキサイトする。そのまま腰を振る女の子の動きに合わせ自分も手を上下に振る。そしてふと女の子の方を見ると、明らかに目線が合う。というか俺の晒しているモノに目が行ってる気がする。やっぱアクリル板じゃないか?????
興奮と疑問が深まっていくと、女の子が今度は後ろを向く。Tバック状にショーツをくい込ませ、上半身を下ろしお尻を突き上げ、そのままお尻をマジックミラーに密着させる。なんという臨場感!!4DXどころか10DXぐらいある!!!その状態でマジックミラーに押し付けるように腰を振る。いわゆる疑似背面位の体勢でのパフォーマンスだ。これも迫力があって堪らない。自らの手も早まっていく。

そうしてパフォーマンスを楽しみながら自分を高めていくとそろそろ限界という所まで差し掛かって来た。元々早漏である自分は、自分の弱いところがわかる自慰行為では更に早い。本気を出せば3分以内に達せるぐらいだ。パフォーマンスを楽しみながら適度に加減していたが、それでも堪えられない物は堪えられない。そろそろフィニッシュの準備をしようと思いティッシュを手に取ろうと……


あれ?ティッシュなくね??

なんと、ティッシュが備え付けられていなかった!!!!!!!慌ててフィニッシュをキャンセルし、モノを弄る手を止める。
え?どうすんの?もうパフォーマンス終盤だけど????ないよ???
一瞬自分のパンツに出して事なきを得ようと思ったが、この後夜行バスに長時間揺られる人間の行う行為ではないと冷静さを取り戻した自分には、悲しいことにただ目の前のパフォーマンスを時間いっぱい眺めることしか出来なかったのだった。

そして、タイムアップ……
「こんな感じでよかったですかね?」と遠慮がちに聞いてくる女の子に強い頷きで返し、女の子が元の奥の位置へ帰っていく。さらに長いコースならここから更に指名できるが、短いコースなのでこれで終わりだ。40分時間いっぱい居られるが、これ以上いても辛いだけなので退店する事にした。
無念の、ノーフィニッシュ……!
荷物を回収し、受付を通り過ぎる時受付にある100円という表記に目がいった。
それは、入店時自分が見つけることが出来なかった。ポケットティッシュの販売だったのである。
なんという痛恨のミスだろうか、思わずあっ!っと声をあげ、恥ずかしくなり逃げるようにエレベーターに小走りで向かう。
悲しいが、これでこの体験は終わりだ。だが、パフォーマンス中自分は確かに楽しかった。ギリギリ感に魅了されエキサイトしていたのだ。
これを読んだ諸君、笑顔で見学店を出たいならティッシュは必ず持っていこう、どうなるかわからんぞ!!!

ちなみに池袋には最近新しい見学店が出来たらしい。次はそっちも行ってみたいものだ。