飛田新地で童貞から素人童貞に降格した話

12月11日。
発売したばかりのスマブラの最新作を友人と集まってやりたいと思い、長めの休みを使い京都までやってきた。
朝到着して昼過ぎまでぶっ続けで対戦していたが、友人が夕方からバイトだったので食事をする目的で一旦大阪の別の仲間の元へに向かった。
1人で心細くおっかなびっくり慣れない都会の公共交通機関に揺られる中、自分はある事を思い返していた。友人が楽しそうに語ってくれた飛田新地の感想である。
呑みの集まりで久しぶりに会ったその友人は相当の性欲魔人になっており、プレイの内容から良い嬢の目星の付け方など隅々まで教えてくれた。場に居たメンバーで今度行くかぁ!などと言っていたのだが友人の言葉を反芻している内に自分の中で助平心が生まれつつあった。
食事が終わっても時間は潰しきれない…それならもういっその事行ってみてしまおうか?と
なんばで仲間と集まり海鮮丼を食べ終わった後自分に発破をかける為に宣言した。
飛田新地で童貞捨ててくるわ!」
友人達は冗談だと思ったのか適当に笑って済ませていたが、人に宣言したことにより自分の中の助平心に完全に火がついた。
クロレッツを2つほど噛みながら友人と解散して向かった先は、飛田新地を調べた事なら誰もが知ってる「動物園前駅」
駅前に出た感想はなにより、治安が悪そうの一言に尽きた。普通に恐くて震えながら商店街とは名ばかりの飲み屋街を進んで行く。親切なサイトが幾つもあったおかげで目的の飛田新地までは迷わずに辿り着く事が出来た。
飛田新地の情報を見たことがある諸兄らには周知の事実だが、飛田新地は幾つかのエリアがある。各エリアの解説は省くが、自分が入ったエリアは最も嬢のレベルが高いと言われている「青春通り」だ。
通りに入っていくと情報で聞いたのと同じようにおばちゃんたちの迫真の客引きが始まる。気の強い関西のおばちゃんの迫真声に泣きそうになりながら嬢を品定めして行く。
性欲魔人たる友人のアドバイスは自分からグイグイアピールしてくる嬢はサービスが良い、顔や好みよりそれを重視する方が幸せになれる。
これを頭の中で唱えながら歩いていくと1人、物凄くアピールの強い女性が居た。
サッカーユニフォームを着て、明るい茶髪。化粧は少し濃いめのいかにも陽キャというタイプ。
自分の好みからは外れていたが化粧を差し引いても流石の青春通りだと言わんばかりの魅力的な容姿だった。
まだ一周し切っていない
まだ迷うべきかもしれない
まだ更に愛想がいい子が居るかもしれない
まだ奥には自分のストライクが居るかもしれない
思考は巡ったが、友人を信じこの嬢の居る店に向かった。
思った以上の愛想の良さで部屋に案内される。「お兄さんどこから来たの〜?」などのお決まりの日常会話をしながら部屋に入ると料金の案内をされる。
早漏の自分は20分(16000円)で良いだろうと思ったが親切なサイト達は童貞は緊張するから30分(21000円)にするべきという意見を提示してくれていた。
見せてもらった料金表にも30分にオススメのマークがあった。これは決まりだと思っていたのだが、
「40分本当は31000円だけど26000円でいいよ!してくれたらすっごいサービスする!」
聡明な方はお気づきだろう。明らかに30分から40分の額が跳ね上がっている。割引と言われた26000円が真の価格であると見ていい。
だが待って欲しい。「してくれたらすっごいサービスする!」のだ。これは嬢に試されている。
嬢の対応はこの5000円で変わるかもしれない、その考えた自分は迷わず40分を選択。財布の中身が一瞬で4桁になった。
お金を渡すと、嬢は準備してくるから服を脱いで待っていて欲しいといって部屋を出ていった。
部屋の内装は如何にも一般人の部屋といった趣で、何故かけいおんの律のぬいぐるみがあったのが印象的だった。オタク向けの店なのだろうか。
服を脱いで自分の短小包茎を晒す。
緊張で小学生並になっているそれが余りにも恥ずかしく、嬢を待つ間に自分で皮を剥き少しでもマシに見えるよう努力をした。
部屋で全裸のまま嬢を待つ時間は期待と恥辱と不安でごった返し、武士の様な座り方でその時を耐え続けた。
消毒液とゴムを携えた嬢が部屋に戻ってくる。
両手に消毒液を付けられ、敷かれていた布団に案内され横になって下さいと促される。
横になると自分の粗末なモノをウェットシートで綺麗にされる。そして、
「お兄さん乳首は感じますか〜?」と聞かれる。
他人に乳首を弄られるというのは明らかに恥ずかしいだろう、だが自分の乳首はかなりの正直者なので恥ずかしさより弄ってほしさの方が勝ってしまった。
感じると答えると乳首もウェットシートで拭かれ、そのまま乳首舐めが始まった。
非常に気持ちが良い、ママになるってこういう事か…と思いながら吐息を漏らし快感に耐える。
2分ほど乳首を舐められるだけでまだ触られてもない自分のモノはギンギンだった。
下も舐めていい?と聞かれるのでお願いしますと答える。
慣れた手つきでゴムを付けられ、モノにしゃぶりつかれる。
バキューム系オナホに似た快感だった、そしてとてもあったかい。
だが何より先ほどの乳首舐めでも感じていたのだが、嬢のチュパ音が凄い。
AVでよく聞いた音だった筈だが実際に聞くと更にすごく、完全に自分がAVに出てるような気分だった。童貞喪失モノとしてどこかにカメラがあるのでは?と疑うレベル。
5分ほど乳首を弄られながら口で奉仕してもらった後、遂に挿入フェイズに至った。
自分の童貞は騎乗位で捨てられる運びとなった。その瞬間はかなり呆気なく、人肌にあたためたオナホに突っ込むが如き気軽さで嬢の中に収まってしまった。
口より更にあたたかい。だが、あたたかいだけだった。
完全にここに来て短小のツケが来ている。明らかに嬢のナカにサイズがあっていないのか、あたたかくて入口の小さい空間にモノを突っ込んでる、という事実だけが自分の感覚になった。
それでも少しでも快感を掴み取ろうと全神経を股間に集中させた。
視覚的興奮にも頼ろうと嬢の身体を眺めると、嬢の控えめな胸が目に留まる。
本来、飛田新地は自分から嬢に触るのはあまり可能ではない、というのが親切なサイト達からの教えだ。しかし、先の5000円パワーを信じて嬢に胸を触っていいかお願いすると、軽くオッケーが出た。
遠慮なく揉ませてもらうと、思わず声が出る。柔らかい何かが手に吸い付く。間違いなく人生で触った物質の中で1番気持ちいいものだった。
嬢の小ぶりな胸の感触を楽しみながら上で腰を振ってもらう。完全に王様気分だったが、自分から腰を振ってみたいとも思い正常位に変えてもらう。
嬢に入口案内をされながら挿入を試みる。いざ腰振りと思い思うままに腰を振ってみるが
…え?難しくないこれ?
ヘッコヘッコと、下手くそな腰振りで頑張る。完全に無様腰振りワンちゃんの哀れな姿で、無事敗北者と相成った。
正常位がダメならと後ろから挿入させてもらう。先ほどよりかなり良い。快感も3体位で1番高い。このままフィニッシュまで…
と思ったがここで事件発生。
体力が切れて腰が触れなくなるというなんとも情けない事態に。
疲労で少し萎えたモノを嬢が手で扱いてくれる。
な、なんだこの快感!!
今日イチの快感に襲われる。
人類は手淫には抗えない。改めて理解する。
更に乳首舐めの追加攻撃で射精感が急加速する。
このままではイってしまう!と嬢にヤバいと伝え焦りながら挿入してもらい騎乗位でみこすり半で発射。
25分ほどの出来事であった。
高い満足感(☆☆☆☆★)に襲われ1分ほど繋がったまま休憩。
後始末をし、服を着ながら嬢には「思ったより早かったね(笑)」とノルマ達成されたが、腰振りの才能はあるとのリップサービスを貰う。お世辞とわかっていても嬉しいものは嬉しいものだった。
最後に年齢を聞かれ、当ててみて?とうざいOL並の質問をするとなんと年齢をピタリと当てられた。やはりこういう仕事だとそういう人を見る力が強いのだろうか。自分は年齢が容姿に釣り合わないとよく言われるので当てられた時の興奮は中々のものだった。
帰り際にハグとキスをしてもらう。飛田はキスもあまりない話だと聞いていたが5000円パワーは健在であった。

拙い文章でこと細かくここまで綴ったが、総合的にはこんなに満足出来るとは思っていなかったと言うぐらい上振れのアタリだった。
ただここまで上振れすると気になってしまう。飛田で下振れするとどうなるのか。
二度と行かなくても良いというレベルの満足感を振り切って、また来ようと強く誓いながら京都行きの電車に揺られた。今度は、友人と。